第26回 上達のコツ

 

よいネタはないかと考えた結果、上達のコツをテーマにしました。

まあこれは管理人が思うことなので適当に読み飛ばして結構です。

 

管理人の考える上達のコツと言うのは、見る目を養うことだと思います。

見る目と言うのは、他人の滑り、自分の滑りを見て、

よい部分や悪い部分を見分けることのできる能力です。

これは、スキーがうまい、下手に関わらず、

自分の目で見て判断するだけなので誰でも養うことのできる能力です。

 

なぜ見る目が重要なのかと言うと、ひとつに自分で新しい情報を吸収できることがあります。

ワールドカップや技術選の選手達の滑りからよい部分を引き抜いてこれるので、

誰かにアドバイスを受けなくても自分自身で上達できます。

そしてふたつ目は、見る目を養うことによって理論を理解できるのです。

当然理論を理解しないと他人だけでなく自分の滑りも分析できません。

感覚だけで滑るのには限界があるのです。

 

以前にも書きましたが、感覚と物理的な側面を含めた理論とのバランスが

うまく取れていないとスキーはなかなか上達しません。

新しい技術を習得する時には感覚から得ますが、

その技術を完璧に自分のものにするためには理論を持たなければならないのです。

理論体系を形成できた技術は他人に教えてあげることもできます。

これが感覚だけの情報だと、なぜその感覚がよいのかを理由付けられないのです。

 

そうした意味からも、管理人はとにかくみんなに見る目を養って欲しいと思います。

夏合宿中にビデオに一言ずつコメントさせたのはそういった意味を含んでいたのです。

そして、このホームページに動画をアップしているのも、

みんなの見る目を養うチャンスを与えるためなのです。

冬合宿でも夏合宿で行った一言コメントを行うので準備しておいてください。

 

さて本題から少しそれましたが、上達のコツはとにかく見る目を養うことと言う理由がわかったでしょうか?

理論と感覚の融合が上達への近道だと管理人は考えています。

 

次回はもっと根本的な問題を考えてみようと思います。

 

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